白髪はなぜ出来るのか?
30代を過ぎて、自分自身にも同世代の友人にも白髪が目立つようになってきたな、と感じることはありませんか。
意外と身近なのに、意外と話題になりにくい白髪のこと、その原因を知っている人が意外と少ないのも事実です。
まずは、白髪の出来るメカニズムを知ることから始めましょう。
実は、白髪は出来るものではなく、私たちの髪の毛が持つ本来の色は白なのです。
というより、もともと髪の毛には色は無いのです。
ではなぜ、黒や茶といった色のついた髪の毛が生えてくるのでしょうか。
その仕組みは髪の毛の成長に関係があります。
一般に髪の毛と呼ばれる部分は頭皮から外に出てきた部分のことで、頭皮の下には毛根と呼ばれる部分があります。
これら全てをあわせて毛髪と呼んでいます。
毛根には毛細血管で運ばれた養分を蓄える毛乳頭という部分と、その養分を得て毛髪を作り出す毛母細胞という部分があります。
この時点で作られた毛髪には色がありません。
白です。
では「なぜ髪の毛に色がつくのか」ですが、秘密は毛根の成長の過程にあります。
それはメラノサイトという色素細胞が作り出すメラニン色素に関係しています。
このメラニン色素が毛髪内に取り込まれることで毛髪には色がつきます。
このメラノサイトは毛根の一部である毛乳頭のまわりに増殖します。毛髪の成長をと共にその数は増え勢いも増しますが、毛髪が抜ける時には著しく減少します。
「髪の毛が抜けてしまったら、メラノサイトも無くなるの?」いえいえ、新しい毛髪が作られる時には、メラノサイトも元気に増殖してくるので大丈夫です。